すべての手順の素: 基本手順たち
さて、前章では記念すべき第一歩と、手順の組み立て方のイメージを少し掴んでもらえたかと思います。
その勢いで新しい手順を覚えていきましょう。
UFR RDF UBR: "U , R' D' R" = U R' D' R U' R' D R https://gyazo.com/e0475ee345d4fe17497655b298f8fbf3 (逆手順) UFR UBR RDF: "R' D' R , U" = R' D' R U R' D R U' https://gyazo.com/e0475ee345d4fe17497655b298f8fbf3 前章で覚えた手順と似ていますが微妙に違います。
はじめは素早く回す事よりも、間違えないように落ち着いて回してみましょう。
手順AとBに分解すると、こんな感じですね。
https://gyazo.com/b38578b51163a48772ab9e8f9e22c3bf
これで手順が2つ増えましたね。なんと、2つ→4つでまた前回の2倍の手順になりました。
成長に次ぐ成長です。
さらにこのままの勢いで手順を追加していきます。
少し勢いで詰め込まれている感が出てきてしまっていますが、どうしても最初に覚えてほしい手順をこの章に凝縮しています。
マスターすることで「自分で手順を作り出す」ステップに進めるので気張りましょう!
(そろそろ手順の記述を省略していきます。コミュテータ表記の読み方に慣れていきましょう)
UFR RDF FDL: "R U R' , D" ⇔ UFR FDL RDF: "D , R U R'", https://gyazo.com/2cfbd39d2305ba7df351ae957d77bf8c UFR FDR LDF: "[U : R U' R' , D]" ⇔ UFR LDF FDR: "[U : D , R U' R']", https://gyazo.com/aa4c862ec931eb8dec9f208138bfb4d4 →(セットアップ) https://gyazo.com/de84a09804f8fab07e0b5abcabdff2b3 (↑相変わらず見えづらいけど左下の欠けてる部分が白ステッカーに相当します。ごめんね)
2つ目の手順にはセットアップがあります。
セットアップをほぐすと
手順を分解するとこんな感じ。
https://gyazo.com/6ad043d55a079d70e89bcaef4f8d6d40 https://gyazo.com/3131fa7217a1ef46474d4f756b900590
これで覚えた手順数が8個まで増えました!
指数関数のグラフを見たことがある人なら、この成長のペースの恐ろしさが分かることでしょう。
もしかして、自分は天才ではないか?と秘めたる才能に気づき始めた頃ではないでしょうか。その通りです。
自分は天才だ!という勢いに任せてあと少しだけ覚えましょう!
見た目がごついけど踏ん張ってください!!!!
https://gyazo.com/5570f473589d32d96ec7ae2c89b3b027 https://gyazo.com/34e3cdbdf347ee1b11f7a913b0a2ab3e
2つの手順は上下対称で、ちょうど手順中でのUとDの関係入れ替えたような感じになっています。
どうしてこの動きで成立するの?という感想もあるかと思いますが手でおぼえてしまいましょう。
お疲れ様です
これで、一通りの基本手順を紹介しました。
基本があれば、応用があります。
次の章では基本手順を拡張して、手順を自分で作っていくパートに入ります。
頭も手もたくさん使う事になりますが、基本手順が曖昧なままではあまり集中できませんね。
基本手順といっても初めて触れる人に取っては難しく、意外と手になじまないものです。
この先迷ったら、一回ここまでの手順を回しこむという練習に戻るのもいいでしょう。
大事なのは自分が楽しいと思えるペースで進めることです。
心の準備ができたら次のステップに進みましょう。